Quest用アバターのアップロード方法を画像たっぷりでわかりやすくご説明しますですぅ!
パソコンの要らないVRデバイス『OculusQuest』
高性能なVRデバイスと比べてもなかなかの性能で、しかも5万円とお安い・・・!
色々なコンテンツが用意されていますが、その中でも無料で遊べるVRChatはユーザーが自由にアップロードしたアバターやワールドを使って他のユーザーとコミュニケーションができ、他のゲームとは一味も二味も違う遊び方ができますですぅ!
VRChatについては最近よく聞く『VRChat』とは?VR機器が無くてもできるって本当?にも書いたので気になる方は是非見てみてくださいですぅ!
今回はVRChatで自身の姿となるアバターのアップロード方法についてご説明したいと思いますですぅ!
もともと用意されているアバターもありますが、自分で好きなアバターをアップロードして使えた方がより楽しめるはずですぅ!
事前準備
パソコンは今回の作業に高い処理能力は要求されないのでゲーミングPCとかではなくても大丈夫なはず・・・!
VRChatアカウントはここに来る頃には一度はプレイしていると思うので登録方法は省略しますですぅまだの方は一度遊んでみることをオススメしますですぅ!
Unityは他にも色々バージョンがありますが、VRChatが対応しているのはUnity 2017.4.15f1 → 2017.4.28f1(に変更になりました!)だけなので絶対にお間違いないように!少し面倒ですが初回はUnityのアカウント登録も済ませてくださいですぅ。
※画像のUnityのバージョンは古いです
VRChatSDKはVRChat公式から直接ダウンロードしてください。解凍は不要ですぅ!
アバターはBOOTHなどでQuest用に対応しているアバターを購入するか、自作できる方は自作してみましょう!
アップロード手順
では本題!
今回アップロード手順の説明にはBOOTHで無料配布もされている星咲月夜 様のQuest対応アバター「ロシエ」ちゃんを例に使わせていただきますですぅ!
ロシエちゃんについてはこちらのページから!→Quest対応ローポリ3Dモデル「ロシエとロスタ」
まずはUnity 2017.4.28f1を起動してログイン後、右上の New を押します
(アカウント登録がまだの方は先に登録を!)
「Project name」にわかりやすい名前を入力してください(ファイル名みたいなもの)
「Location」は保存場所なのでこちらもわかりやすいところに!
右下の「Create project」を押すと新規プロジェクトとしてUnityの画面が表示されます
ここに今からアップロードする『アバター』とアップロードするのに必要な『VRChatSDK』を入れていきます
Unityの画面に戻り、左上のメニューから
Assets → Import Package → Custom Package...
先程ダウンロードしたVRCSDKを選んで開く
「こちらをインポートしますよ~」っと中身の一覧が表示されるので枠内右下のImport
しばらく待ち時間が発生しますが、終わったら画面下にフォルダで2つできていれば成功!
次はいよいよアバターを入れていきますですぅ!
(ダウンロードしたアバターのファイルの解凍はお忘れなく!)
先程と同じ手順でAssets → Import Package → Custom Package...
解凍したファイルの中の.unitypackageを選んで開く
中身の一覧が表示されるので枠内右下のImport
少し待って画面下にフォルダが追加されていればインポートは全て成功です!!
ここまでできた人はえらい!
早速アバターを表示させてみましょう!
画面下のアバターのフォルダの中に通称prefab(プレハブ)と呼ばれる面倒な設定が全て済んでいる素晴らしいファイルがあります
同じアイコンなので間違いやすいですが、右側のInspectorという枠を見ると違いがわかります
(自分で作ったアバターや調整したアバターは設定が必要になります。そちらの設定方法はまた別の記事で!)
プレハブの方のアバターを左側のHierarchyという枠にドラッグ&ドロップ
すると中央の画面にアバターが表示されます!
おめでとうございますですぅ!!!
じっくり見てみたい方は
・マウスホイールで拡大縮小
・マウスホイールを押し込みながら移動で視点移動
・右クリック押しながら移動で角度調整
この3つだけ操作を覚えておけばとりあえず自由にアバターを見られます!
ここら辺りで一度セーブしておきましょう!
上のメニューのFile → Seve Scenes
最初はファイル名を設定するのでわかりやすい名前を
保存場所はデフォルトのままがオススメです
保存場所がデフォルトであれば画面下にUnityマークのファイルが出来ていればセーブ完了!
次で最後の仕上げのアップロードです!
上のメニューからVRChatSDK → Settings
ログイン画面が出てくるのでVRChatのアカウントでログイン
※Unityアカウントではないですよ!
ちなみに私の画面とは違ってチェックボックスにチェックが入っている方は外しておくとアップロードが劇的に早くなるのでオススメですぅ
いざアップロード!・・・といきたいところですが、初期設定ではPC版のVRChatにアップロードされてしまうのでQuest版に設定を切り替えます
上のメニューからFile → Build Settings
Androidを選択すると右に「Open Download Page」と表示されていると思うのでそこからファイルをダウンロードしてください
(画像は加工して作ったのでちょっと違ってたらごめんなさい!)
ダウンロードしたファイルを起動してインストールもしましょう
インストール場所は変更するとインストールに失敗することがあるので触らないほうが無難ですぅ
インストールが終わって戻ってくると左下の「Switch Platform」が有効になっているはずなので押します
画面上にAndroidと出ていれば上手く切り替えできています!
これで残るはアップロードのみです!!
上のメニューからVRChatSDK → Show Build Control Panel
出てきた枠の「Build & Publish」
少し待つとUploadの文字が!
Avatar Nameはお好きな名前を!VRChatで表示される自分の名前ではないのでご安心を
Uploadのすぐ上のチェックボックスの横の英語は「入力した情報は正しく、自分にはアバターをアップロードする権限があります」ということの確認になります
間違いなければチェックを入れると「Upload」が押せるので・・・
アップローーーーーーーーーーーーーード!!!!!!!
大変お疲れ様でしたですぅ!
これでVRChat内のアバターの欄にアップロードしたアバターが表示されているのでそこから着替えることができるようになりますですぅ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
おわりに
VRChatでなかなか苦労するのがこのアップロードの段階・・・
専門用語や英語も出てきて私も初めてのアップロードは三日間ほどかかりましたですぅ。。
QuestでVRChatを始めた人、Quest版に対応しようとしている人のお役に立てていれば幸いですぅ!
私自身初心者ですが、わからないことや詰まったところなどあればここのコメント欄かTwitterのDMでご相談いただければ可能な限りはお手伝いさせていただきますですぅ!
ここまで読んでいただきありがとうございましたですぅ┏○ペコッ